担当:矢嶋竹嶋・矢嶋

オワラインスポッティング日替わりブログをご覧の皆様

どうも初めまして
私が矢嶋だ。

矢嶋と名乗れば
馬鹿の貴様等でも分かるだろ

そうだ

矢嶋竹嶋の矢嶋を担当している者でございます。


普段は
汚い魚屋の隅に放置されてるアラを盗み食いして生きながらえてる

泥棒子猫ちゃんな僕が
偉そうにも
このブログのトリを務めさせていただきます。


トリということで
今回は特別に

皆さんを
ファンタジーの世界に連れ込もうかと思います。


そうです
今日の僕は

夢の案内人です。


皆さん
準備は出来ましたか?

準備が出来たのであれば
ファンタジーの世界を楽しんで来てください。


それでは
12日後にまた会いましょう。



今日もまた
酷く虚しい夜を迎えてしまった。

 


私が
アイツを怒らせて
家を追い出してしまったばっかりに。


もう
アイツは戻って来ないんだ。


私は
取り返しのつかないことをしてしまった。


横に置いてある
アイツが気に入っていた
ピンクの枕に
顔を埋める。


もう
忘れよう。


私が悪いんじゃないんだ。

悪いのは
注意力が厳かだった他人だ。


気付けば私は
もう4日間も寝ていない。


寝よう

久々に。


とは思ったものの
やはりそう簡単に寝れるものではない。

 


私は
あらゆる寝る方法を考えたが

結局
愛する人が母しかいなかった時から知っていた

空想上で羊の数を数えるという
古典的な方法しか考えつかなかった。


これで寝よう

オヤスミ


羊が1匹
羊が2匹
羊が3匹
羊が4匹



羊が128匹
羊が129匹
羊が130ぴ・・・


あれ?

この場に130匹も
羊がいるか?

パッと見
50匹ぐらいしかいないぞ


メェー

 


ボワ~ン


メェー


ボワ~ン

 


えぇぇ!?

私の羊達が
突如現れた時空間の歪み

つまり
パラレルワールドに
次々と飛び込んでいるぞ!?

どういうことなんだ!!


メェー


ボワ~ン


あそこに何が待ち受けているんだ!?


メェー


君!
私も
あのパラレルワールドに
連れて行ってくれ!!


メェー!


背中に乗っていいのか!
ありがとう!!


メェ・・・メェ・・・


ほら
頑張れ!
(パチンパチン)


モフ~ンモフ~ン


メェメ・・・メェ・・・


ほら!
もう少しだ!!
(バチンバチン)


モフーンモフーン



一歩だ!!


メェメェ・・・メェー!!


ボワ~ン


うわぁぁぁぁぁぁあ!!



ん・・・

は!!
ここはどこだ!?


気がついたかメェ?


うわぁ!
空想上の羊が喋った!!


目の前に
喋る羊がいるということは
理解できたみたいだなメェ。


しかしお前は
まだ一つ理解できないことがあるようだメェ。


それは

広い高原
青い空
そして喋る羊

これ等の目に映るものが
全て空想上ではなく
現実のものだということをなメェ!!!!


えぇー!?


メェー


君は
この広大な大地
この無限に広がる空を見て
思ったことはないかメェ?

 


私は


この大きな空を舞い
そしてこの広い大地を見渡したいと思いました。


なるほど。

では
私について来なさいメェ。

今から
お前に空を飛ぶ術を
伝授してやるメェ。


本当ですか!?

 

人は
太古の昔から空を飛ぶことに憧れてきたものの

結局
人間の肉体だけでは
空を飛べないと断定されてきた。


その常識を覆すとでも言うのですか!?


いかにも。
多少の日にちと

微々たる金銭は掛かるけどなメェ。


空を飛べるなら
そのくらい構いません

どうか
あなたの事を
師匠と呼ばせてください。


よかろうメェ。

では
払ってもらう金額の話だが・・・


いえ
空を飛べるのであれば
他のモノは何も要りません。

なので
自分の持っている
貯金・所持物等の財産は
全てお渡しします。


良い覚悟だメェ。

では
お前に
飛ぶ術をお教えしるメェ。


お願いします師匠!!


まずは



腕の肉を綺麗に剥がすメェ。


え?


私がこのナイフで
お前の血管と神経以外の
両腕の肉を切り取るメェ。

お前はそれを
ただただ堪えるのだメェ。


ちょっと待ってください!!


腕の肉を断つのと
空を飛ぶことは
何の関連を持っているというのですか!?


腕の肉を削ぐことで
腕に掛かる抵抗を無くし
剥き出した神経を翼に代用することが出来るメェ。


なるほど!

ではお願いします!!


いざメェ


ザチュッ


グッ・・・



ザグチュザキュッグ・・・




グヴァァァァァァァア





ハァ・・・ハァ・・・


よくぞ耐えたメェ。

見事
お前の腕は
血管と神経のみが絡み合う

ファサファサしたものになったメェ。


これで空を飛べるのですか?


いやまだ早いメェ。

今度は
足を切断し
バネをくっ付けるメェ。


それには
どんな意味が?


足をバネにすることで

足に掛かる抵抗を減らし
着地の衝撃を最小限に減らすことが出来るメェ。


分かりました。

では
師匠!
お願いします!!



ブゥラォン!!ブゥラォン!!

ぐぎゅいぃぃぃぃいんんんんん゛ん゛ん゛ん゛


アヴァルゥゥラァァァァァァァアアアア!!!





ブァファーブァファー


これで全ての作業は終わったメェ。


もぅいいんですね。


そうだ
後は練習あるのみだ。

ここからは
麻酔無しの解体を耐えきったお前なら
1人で出来るはずだメェ。

この広い大地で
羽ばたき続けなさい

必ず
空で舞い遊べる日がくるメェ。


師匠!
ありがとうございました!!


ふむメェ。

それでは私は
今からお前の家に戻り
残りの生涯を謳歌してくるメェ。


ボワ~ン


ありがとう羊!


よし!

早速
腕を動かして



動かない



なんでだ

当たり前の様に出来ていた動作だったが

腕を上下に動かす動きってこんなに難しかったっけ?


分からない


分からない



あぁ

筋肉無いんだ。


なんで気づかなかったの?


じゃあ
足も動かせないじゃん。


飛ぶどころか

ここから動くことも出来ないのか。



ドスッ



あぁあ

倒れちゃった。


もう空しか見えないよ。


二度と大地なんか見れないよ。


このまま
餓死するしかない
生きた屍か。


腕失って

足失って

財産失って



ひっどい詐欺だな。


あぁあ






ダルマされた。